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映画ばかり見てて学生の本分を見失いつつある大学生の雑記です。サッカーも見ます。

欧州サッカー15-16シーズン、(開幕~16年3月までで)気になった選手たち。

気がついたら年度変わってました…
4月になってようやく今シーズン初の投稿ですが、中身の質と量に関しては前回までの投稿とそこまで変わっていません(笑)
年明け以降、観る試合の数が減ってきていますね…映画ばかりではなくサッカーももう少しちゃんと観なくては…


オックスフォード(ハマーズ、アンカー)
わずか16歳にしてガナーズとの開幕戦でスタメンを飾った、痩身のアンカー。体格はまだまだ高校生のそれだが、必要十分な動きはさながら歴然のベテランのよう。U-17イングランド代表てはキャプテンを務めているらしい。

フネス・モリ(トフィーズ、CB)
10月のマージーサイドダービーでチェック。ボールを持って攻め上がるのが大好きなアルゼンチン人CB。スライディングが伸びる。

ギャロウェイ(トフィーズ、左SB)
19歳の新顔だが、負傷離脱しているベインズの不在を感じさせない活躍。CBでも通用する体格を活かした落ち着いた対応とスピードが魅力。プロデビューは15歳のとき。

バークリー(トフィーズ、2列目)
もはや言わずと知れた英国の未来。大柄な体格の割に足が速く、またボールをしっかりと重心の下に置いてドリブルするのでなかなか奪われない。

デウロフェウ(トフィーズ、右ウイング)
ドリブル突破に拘って干されたというセビージャ時代が嘘のように球離れが良い。フリーになっても無闇に仕掛けることはせず、エリア内に供給するクロスは正確。あのクロスを活かすなら、彼の居場所はバルサではなくプレミアにあるはずだ。

サラー(ローマ、ウイング)
CLグループステージ第1節のバルサ戦にて。
フロレンツィのスーパーロングシュートを除けば、チーム唯一の飛び道具が彼だった。
ジョルディ・アルバが追い付けない速さ。

ヴァイグル(ドルトムント、アンカー)
トゥヘルたっての希望で2部から獲得した無名の若手が、今季の躍進の中心選手に。ガリガリの痩身だが身体の使い方は巧みで、常に身体の重心の下にボールを置くキープはなかなかボールを奪われない。常に受け手の「次」を考えて出すパスも地味ながら秀逸で、パスワークの逃げ道として出し手の「次」を考えた位置取りをする意識も高い。挑発を受けても全く熱くならないクールさも、その年齢を考えれば特筆に値。似ている選手を挙げるならば、バルサブスケツか。カードを貰う回数がやたら多い印象なので、ファールの内容ももう少し地味にしてほしいところ。

ギュンドアン(ドルトムントボランチ)
近年は負傷に悩まされて十分な活躍を見せられない時間が続いていた印象だが、今季はいよいよ完全復活、いや、より強くなって復活した。
元々トップ下だった彼の特徴は速くて正確なクサビのパスというイメージだったのだが、最近はパスのレンジがかなり広がっている印象。
オーバメヤンへのタッチダウンパスや正確無比なサイドチェンジなど、ユーヴェがピルロの後継者にリストアップとの噂も納得のクオリティーを備える。
尤も今の彼は前への意識が強すぎて、パスの受け手がボールロストしてしまうという光景が散見される。
自らの描く攻撃としてベストのタイミング、ではなく受け手にとってベストのタイミングでそのパスを活かせるようになれば、ドイツNo.1ボランチの座はたしかなものになる。

ワットモア(サンダーランド、2列目)
12歳までマンUの下部組織でプレーしていたイングランド人。1対1ではテクニックを活かした小刻みな左右の揺さぶりで相手DFを翻弄する。良くも悪くも突貫小僧な面があり、相手DFの人数も見て仕掛けるか否かを判断できるようになれば1ランク上の選手に。文武両道な選手で、大学では第1級の学位を取得した模様。

コマン(バイエルン、ウイング)
大敗したボルシアMG戦において、バイエルンの攻撃陣の中で唯一可能性を感じさせるプレーをしていたフランスの俊英。PSG、ユーヴェからのバイエルンという華やかな経歴()。対面からの1タッチ目が大きいものの、しっかり相手DFの重心の逆を突いており、2歩目の尋常ならざる加速で相手を置き去りにする。課題としては長短問わずパスが雑な点が挙げられる。縦に抜けてクロス、という場面が多かっただけに、利き足でクロスを上げられる右サイドで始めから起用されていれば、バイエルンは前半のうちに得点できたかもしれない。


ボアテング(バイエルン、CB)
右足だけでなく、左足からも精度の高いフィードを上げられるようになった。これはほぼ間違いなくペップの要求によるものだろう。

ダフード(ボルシアMGボランチ)
バイエルン戦で一際大きな輝きを見せた19歳。どうやらボルシア復活の立役者らしい。ただ走れるだけでなく、周りがよく見えていて、どこに走り込めばいいのか、どこにパスを出せばいいのかしっかり把握してプレーしている印象。プレシーズンのマンC戦で最多インターセプトを記録したという記事が見つかると思うが、それも周りが見えていればこそ。

ドラクスラー(ヴォルフス、左ウイング&トップ下)
ブンデス前半戦のドルトムント戦でチェック。デ・ブルイネの穴を埋める形で今季シャルケからやってきたテクニックの塊。左サイドで5,6人に囲まれながらそれを躱してみせたシーンがこの試合の彼のハイライト。トラップがやたらとエレガントで、ドリブルはシンプルな切り返しが非常に鋭く、そのシザーズはCR7を彷彿させるものがある。パスに関しては、大きなサイドチェンジはともかく10m前後のショートパスに関しては殆どミスをしない。足の速さは187cmという身長にしては速い部類に入るものの、トップレベルのウイングとして縦に勝負できるほどではない。この試合の後半以降のように、トップ下等中寄りのポジションでプレーした方が違いを生み出せるだろう。また、トップ下でプレーしている時は、セカンドトップ的にガンガン前に上がるというより3列目まで降りてきてパス回しに加わることの方が多く、そういった傾向や前述の特徴を考えても、4-3-3のインサイドハーフがベストポジションなのかもしれない。

プリシッチ(ドルトムントインサイドハーフ)
名前がバルカン半島のルーツを連想させる、アメリカU-17代表の新鋭。ブンデス後半戦のヘルタ戦でチェック。途中出場ながら、パスを出した後の動きやオフ・ザ・ボールの動きの質が高く、また味方のそういった動きを見つけ出す能力にも長けている。キープ力や単独での局面打開にはかなり不安が見られるので、サイドよりは周囲とのコンビネーションに頼りやすい中央でのプレーが向いているだろう。

ディバラ(ユーヴェ、セカンドトップ)
古巣パレルモの会長ザンパリーニが「次代のメッシ」と惜しみ無い賞賛を送ったユーヴェのニュースター。細身で小柄ではあるがボディーバランスの良さが卓越しており、相手DFが1,2枚プレスをかけてきても難なく背負って次のプレーへ移ることが出来る。センターサークル辺りから展開するパスも質が高く、彷彿させるのはまさに近年のメッシ。

欧州サッカー14-15シーズン、(15年1月~シーズン終了までで)気になった選手たち

今さらながら14-15シーズンについての投稿です。今さらながら。

15-16シーズンは見る試合の本数をもう少し減らそうと思います。

映画に関しては、先月末に年間200本を突破しました。
007シリーズをあと12本見なければならないので、年間鑑賞本数はもうちょっと増えそうです。

それでは、15年1月からシーズン終了までで気になった選手たちの備忘録を。
半年以上前の試合を見ての感想ですので、現在の選手の状態と多少違ってる場合はご容赦下さい。

アルメンテロス(ヴィレムⅡ、CF)
PSV戦にてチェック。名前を聞いて「アルゼンチン人かな?」と思ったけどググってみるとどうやらスウェーデン人の模様。完璧な裏抜けを披露し仕掛けの技術もまずまずなところを見せたものの、この日は得点を奪えず。彼のプレーの質が下がると共にチームの勢いも衰えていった。90分継続して輝けるようになれば自ずと4大リーグへの道も開けてくるのでは

デパイ(PSV、左ウイング)
相手DFが出してくる足をひらりとかわすドリブルでガンガン中に切り込んでいく逆足タイプ。裏抜けや縦へ抜けてのクロスもなかなか良かったり。
ヴィレムⅡ戦では同点チャンスのPKを外すも逆転ゴールはしっかり決めた。

アルダード(PSV、アンカー&インサイドハーフ&第2ボランチ)
上記の全てのポジションを90分の中でさながら本職であるかのようにこなしつつ、プレースキッカーも務めるなど、1年目にして完全にチームの中核に。元々サイドの選手であることを考えるとものすごい戦術理解力の高さ。
ピッチを縦横無尽に駆け回りながらボールを狩り運び循環させるアクティブな仕事っぷりが目立った。
カーブのかかった正確なミドルパスにはサイドハーフ時代のクロスの名残が。

デ・ヨング(PSV、CF)
足下の技術を駆使した柔らかなポストワークとヘディングの打点の高さでいい起点になれる選手。
ブルーマやレキクからのロングフィードを難なく次々収めていたのが印象的。

デ・ブルイネ(ヴォルフス、2列目)
バイエルンの守備者4人を一気にかわしたプレーが印象的
トップ下を基本ポジションとしながら左右両サイドにボールを触りに積極的に動いていた。
単独でのドリブル突破も凄まじいが、サイドチェンジもかなり正確。

メイソン(スパーズ、ボランチ)
ノースロンドンダービーでチェック。SBの上がりを促すミドルパスは相変わらず絶妙だが、大きなサイドチェンジはなかなか味方に合わない。ボールタッチしたエリアの広さがえげつない。

アイブ(リバポ、サイドハーフ)
サウサンプトン戦、3-6-1の右サイドで出場。この試合の前半では、カウンターを恐れてか早めにボールを捌く場面が目立ったが、後半は攻め上がってスピードに乗った状態からドリブルを仕掛ける場面も。奪われても戻って上手く体を入れてボールを奪うなど、がっちりした体格を活かした守備もそこそこ出来る印象。

クリセティグ(カリアリ、3列目)
インテル戦にてチェック。低めの位置で後ろを向いてパスを受けた後、プレスをかけに来たグアリンをターンでいとも容易く躱していったプレーが印象的。

エムポク(カリアリ、2列目)
同じく対インテル戦にてチェック。柔らかく深い切り返しとタッチライン際をスルスル抜けていく予測不可能なドリブルで終始存在感を放っていた。身長175cmながら体幹は非常に強く、サイドで体を入れてきたフアンに体を入れ返して弾き飛ばした場面はスタジアムが湧いた。

マリオ・ルイ(左SB、エンポリ)
セリエAの対ミラン戦にてチェック。攻撃性能が高く、本田に至っては速さだけでかわされていた。ショート・ロング問わずパスのセンスも良く、序盤ではディエゴ・ロペスの位置取りを見てのハーフウェーラインからの超ロングシュートでゴールを脅かした。チームがウイングを置いていないことも本人の攻撃性能を存分に引き出せている一因か。23才とまだ若いのも魅力。

ヴァルディフィオーリ(レジスタエンポリ)
同じくミラン戦にてチェック。相手CBとSBの間を突くロングパスに光るものを感じさせるベテラン。3タッチ以上のプレーが殆ど無い。ダイレクトとはいえバックパスも味方の足下に収められない場面が時折見られる辺り、精度よりタイミングで勝負するタイプなのかもしれない。

ゴンサロ・ロドリゲス(CB、フィオレンティーナ)
セリエAの対ミラン戦にてチェック。ビルドアップに関しては全世界のCBの中でも髄一のクオリティーを誇るヴィオラ守備陣の要。フィードが恐ろしく正確で、70m級のロングパスをズバズバ通すだけでなく、ショートパスも左右両足を遜色なく使いこなす。CBにしてはかなり上背が低い方だが、空中戦も得意としている模様。

アイハン(CB、シャルケ)
ブンデスの対レヴァークーゼン戦にてチェック。CB、右SB、ボランチをこなすマルチロールで、この日は3バックの右CBを務めた。縦パスの精度とスピードが恐ろしく高く、将来はG・ロドリゲスのような最終ラインのレジスタになるかも。

ヴィレムス(左SB、PSV)
アヤックス戦にてチェック。18歳の若さでEURO2012に先発出場した経験のある早熟は、FKでも流れの中からのクロスでも質の高いボールを前線に供給できるクロッサーに成長。天性のスピードや小回りの利くドリブルの魅力の一つ。その能力を過信しての無理なプレーによるボールロストが減った印象。

ヒッツ (GK、アウクスブルク)
シャルケ戦にてチェック。バックパスの処理やカウンター時のロングスローが正確。特に右サイドのボバディージャへのパスはかなりの確率で通っていた印象。

マイヤー(2列目、シャルケ)
アウクスブルク戦にてチェック。ドリブルやそこからのパスには相変わらず光るものがあるが、組み立て時のダイレクトの捌きはあまり得意ではないのかも。

バデリ(ヴィオラ、アンカー)
対ユーヴェ戦にてチェック。ピサロより地味ではあるが、そのパスは正確で上背もある。サイドチェンジは低めの弾道のものをWBにピンポイントで通す。

サラー(ヴィオラ、右ウイング)
対ユーヴェ戦にてチェック。ドリブルのスピードと技巧は申し分無いものの、パス、シュートは精度、タイミング共に物足りない。シュートを打てるタイミングでパスを選択してしまうなど、状況判断にも課題を残す。

フロレンツィ(ローマ、右サイド)
ジェノア戦にてチェック。後半途中まで右SBとして攻守に走りながら、試合終了間際にはカウンターから1人で60mを駆け抜け、スライディングに来た相手DFをもろともせずニア高めをぶち抜く豪快なシュートを決める。ハーフウェー辺りから追いかけてきたティノ・コスタは途中出場だったが、それを全く追い付かせなかった速さとスタミナは特筆に値する。

欧州サッカー14-15シーズン、(14年11~12月で)気になった選手たち

CL、バルサが優勝しましたね(今更感)
2015年も半分が終わろうかというところですが、例によってまだサッカー観戦はまだ2015年1月にやっと入ったところ…

大学、映画、就活…言い訳のネタは山ほど用意してあるのですが、とりあえず今季録画してある残り約75試合、さっさと見ちゃわないといけませんね。

というわけで2014年11~12月の試合を見てて気になった選手の備忘録です。
半年前の試合を見た感想ですので、各選手の現在の能力とは食い違いが見られるでしょうがあしからず。

ベラヒノ(WBA、FW)
1トップで起用されているが、特に輝きを見せるのはサイドに開いてボールを受けた時
懐の深い切り返しでサイドを深く抉る

シュティンドル(ハノーファー トップ下)
ロングパスは速さこそ無いが正確
何より周りがしっかり見えているのでファーストタッチが絶妙
クラブで与えられている役割からして、4-3-3のインサイドハーフでも十分機能しそう

クノヘ(ヴォルフスブルク CB)
低軌道のフィードがかなり正確
レフティーなのかな?

アザール(チェルシー 左ウイング)
言わずと知れた今季プレミアの顔
左から切り込んでシュートに持ち込む形が様になってきたというか、DFの数に関係なくシュートに持ち込めるようになってきた感がある
カウンター時の繋ぎの縦パスもなかなか正確だし周りが見えている
他のポジションを任された時にプレーをどうアジャストしていくのか、これからがなかなか楽しみ

アマルフィターノ(ハマーズ 2列目)
今季前半戦好調ハマーズのテクニック要員&プレースキッカー
チェルシー戦では40mほどのロングボールを吸い付くようなトラップで収めて切れ込みテリーとケーヒルを完全に抜き切るプレーを見せたが、ニアを狙ったシュートはポストに弾かれる
チェルシーがいかにのっているチームであるかを体現した選手(

ソング(ハマーズ アンカー)
圧倒的な身体能力でボールを奪い、圧倒的な身体能力でボールを運ぶ
しかしその後のパスには改善の余地あり

マネ(セインツ 2列目より上)
速いのはもちろんのこと、流れの中でフリーになるのが上手い
裏抜け後のフィニッシュも落ち着いていて正確
サコといいマネといい、今季のセネガルは面白い選手が多いイメージ。

メイソン(スパーズ セントラルMF)
プレミア19節のマンU戦にてチェック。
大枠でピッチの全体像が見えており、どこにスペースがあるかわかってはいるものの、味方が走り込んでもないのにそのスペースに出してしまいボールを奪われる、味方はいるものの相手のインターセプトを食らう、等のミスが頻発していた
細かいパスワークに定評のある選手ということで、浮き玉のロングパスは苦手にしているのかもしれないし、格上との大一番で本来の力を出せなかったというのも考えられる
運動量は多く、SBへのグラウンダーのサイドチェンジはかなり正確。

ケイン(スパーズ、CF)
マンU戦、チェルシー戦にてチェック。
カウンターの局面ではしっかり走り、周囲とのパスワークにもさほど不自由を感じさせない。
周りを使う意識は高すぎず低すぎず、ゴールを奪うための選択肢を冷静に吟味する落ち着きも持ち合わせる。
キープ力も十分で、今季はドリブルで持ち込んでエリア外からのミドルという形でクルトワから点を奪っている。

コクラン(ガナーズ アンカー)
とにもかくにもスライディングが上手い
スライディングで取りに行った場面は高確率でクリーンなボール奪取を成功させている印象
パスワークも意外とスムーズで、右インサイドで前にと見せかけて右アウトでCBへパス、なんていう洒落たプレーを見せることもあれば、攻撃のスイッチを入れる縦パスをバシッと通すことも

欧州サッカー14-15シーズン、(14年10月までで)気になった選手たち

もう4月に入ったというのにまだ11月以降の試合を見れてない(
映画見るのに忙しかったり、バイト始めたり、帰省したり、友人が泊まりに来たり…理由は色々とありますが、とりあえず11月以降のは巻きで見ていかねば

とりあえず、10月までの試合を見てて気になった選手、目についた選手について記録しておく
あくまでも備忘録程度のものなので、見やすさについては考慮しないものとする

あと、あくまで10月までの試合を見ての感想なので、現時点での選手の状態とは食い違ったところもあるかも


ガウディーノ(バイエルン、中盤)
シャビかよというくらい気の利いた細かい立て直しのパスの連続から、機を見て打ち込むクサビが鋭い
イタリア代表ユースにいたらピルロ2世とか言われてたんだろうな

カジェホン(ナポリ、ウイング)
昨季も点決めまくりだったダイアゴナル飛び出しマン
なんと言ってもダイアゴナルの飛び出しがいい

シャビ・アロンソ(バイエルン、アンカー)
2タッチ目で繰り出せるロングパスがエグい
こんなに上手かったっけ

ボアテング(バイエルン、CB)
守備の能力は元から高かった印象だが、フィードが上手くなった
いつの間にかドイツ現代表最高レベルのCBに

ブルーノ・ソリアーノ(ビジャレアルピボーテ)
攻めてよし、守ってよしの名ピボーテ
プレッシャーをかけられている中で前を向くのが上手い

チェリシェフ(ビジャレアル、2列目)
パスも動き出しも秀逸
ニュースを見た限りだと最近はビエットとのラインが熱いらしいね

ジオバニ・ドス・サントス(ビジャレアル、2列目)
ゴールライン際でのドリブルが本当に綺麗だった
ファンタジスタとはこういう選手のことを言うんだなと

エネルバレンシア(ハマーズ、CF)
速い。とにかく速い。

クレスウェル(ハマーズ、左SB)
さすがFLC上がりの若手と言うべきインテンシティーの高さと、FLC上がりの若手とは思えない繊細な左足を併せ持つ左SB。

ソング(ハマーズ、ボランチ)
攻守において出足が早い。彼のところでしっかりピンチを摘めるのは大きい。前述のクレスウェルが輝けるのもこの人がいるおかげ

アドリアン(ハマーズ、GK)
反応速度、クロスへの対処、どれをとっても質が高い。つくづくスペインはキーパー大国だなと

コリンズ(ハマーズ、CB)
押し込まれる展開においてアドリアン以上の頑張りを見せたDFリーダー。身体を投げ出してのスライディングやブロックは効果的、かつ迫力十分

ラフィーニャ(バイエルン、右SB)
シャビ・アロンソほどではないにせよ、ロングパスが秀逸

ベジェリン(ガナーズ、右SB)
線は細いが、身体の使い方、パス、フリーランに頭の良さを感じさせる。

ティーレマンス(アンデルレヒトセントラルMF)
ゴール前にアーリーを上げるかと思わせてサイドに散らすあのフェイクは17,18歳の選手のプレーじゃない
ダイレクトパスにしてもそういったフェイクにしても、「もう置き直せない」状況で出すパスが悉く冴えていた印象
利き足はたぶん右、いや左かも

ムベンバ(アンデルレヒト、CB)
CLでウェルベックと何度もバトルを繰り広げていた、コンパニー2世と謳われるCB。粘り強さも奪った後のドリブルもコンパニー2世

プラート(アンデルレヒト、トップ下)
大して背が低い訳でもないのにやたら小回りが利くドリブル、カウンター時に猛威を振るうスルーパス
フィニッシュが正確性を増せばトップクラブでも

スサエタ(ビルバオサイドハーフ)
ドリブラーにしてはエゴがなくムニアイン達の影にかくれがちだが、時折見せる技巧はしなやかで精確

ブライミ(ポルト、2列目)
試合中にウイングと中盤を行ったり来たりする戦術眼、奪われないボールキープ、カットされないパス
W杯のアルジェリアをもっとちゃんと見とけばよかったと後悔させてくれた選手

ペリン(ジェノア、GK)
若手GKとしては(レガース辺りが)かなり有名な痩身の守護神
反応速度が恐ろしく速く、クロスへの対応もよい

マンドラゴーラ(ジェノアインコントリスタ)
ユーヴェ戦での先発でトップデビューを飾ったU-17アッズーリの新星
パスはカットされることも多かったがプレービジョンはしっかり持っている印象
そして何よりフィジカルに頼らないクレバーかつ粘着質な守備が素晴らしい
ユーヴェ戦では65分に交代するまでポグバとのデートという難しいタスクをしっかりこなし、かつテベスらのシュートチャンスを目前で阻止

ララーナ(リバポ、2列目)
マドリー戦では後半からの出場でチームの攻撃を活性化させた。
何と言っても足下が柔らかく、そして何気にエアバトルでのぶつかり合い等の泥臭いプレーも厭わない、珍しいタイプのテクニシャン

イスコ(マドリー、インサイドハーフ)
今までは2列目のテクニシャンとして見ていたのだが、インサイドハーフとして全力守備も出来るというのは意外だった。時には持ち場を離れて逆サイドへ守備に行くことも
ディマリアの後釜にならんとしてそれだけの運動量を確保できるようになったのは素晴らしい
あとは不用意なボールロストを減らすことが出来れば

2014年の新作映画 (個人的)ベスト10

2014年を振り返る、ということで
見た映画の中から特に面白かった10本について
一応ネタバレなしで


10位 『フルートベール駅で』

黒人の若者が無実の罪により白人警官に射殺されたという実話を基に、その若者の最期の1日を描く。オチを最初に見せてくるから、主人公が家族や友達と過ごす、大変だけども幸せな時間の描写がすごくつらい。


9位 『悪童日記

原作はその主人公がMOTHERシリーズの主人公、リュカとクラウスの名前の由来となった亡命作家アゴタ・クリストフの小説。別れ際に両親が双子に託した2つの信念が、戦時下の厳しい環境の中で歪んでいく様子を描く。双子の眼差しが凛々しい。


8位 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

マーベルヒーロー久々の大当り。タイトルが出てくるまでのシークェンスの吸引力。とても完璧とは言えない傷物のヒーロー像が人間味を引き立て、スケール感のある宇宙描写がスター・ウォーズを彷彿させる1本。I am Groot!!


7位 『ある過去の行方』

『別離』の監督が描く、離婚映画。内容はよく覚えてないけど、見た後は笑顔を作ることすらままならない鬱状態が寝るまで続いた。


6位 『怪しい彼女』

老いの映画。
口煩い70歳の老婆が20歳に若返る話。シム・ウンギョンがマジで20代のおばあちゃんだった。老いってそんなに悪いことじゃないのかも。あくまでもコメディ。


5位 『ウルフ・オブ・ウォールストリート

虚栄の映画。
178分の長尺があっという間。『紙の月』でも提示されてたテーマだけど、偽物で手に入る幸せは偽物。そんな偽物の幸せをひたすら取り繕って本物に見せようとするジョーダンの振る舞いが滑稽で虚しい。


4位 『アデル、ブルーは熱い色

愛の映画。
カンヌ国際映画祭の歴史上初めて、作品だけではなく主演の2人にもパルムドールが授与された。異性同士のセックスを見ているのに感じる違和感、同性同士のセックスを見ているのに感じる安心感。いかにもパルムドールらしい、鬱映画。あんなに愛し合っていたはずなのにね。


3位 『ホドロフスキーのDUNE』

魔法の映画。
カルト映画界で絶大な人気を誇るアレハンドロ・ホドロフスキー監督の、陽の目を見ることなく頓挫したとあるSF映画について、関係者の様々な証言によってその全容を明かしていくドキュメンタリー。このジジイは自分の映画の話をしている時が一番輝いている。見てから4ヶ月くらい経つけれど、街中を歩いている時、家でテレビを見ている時、目に写ったものにふとDUNEを感じることが今でもある。


2位 『6才のボクが、大人になるまで。』

時の映画。
12年間を描くために、同じキャストを使って本当に12年かけた映画。起承転結も無いようなストーリーだけど、この映画が一体何者であるのかは劇中の台詞で然り気無く提示されている。積み重ねた12年がラストに与える力強さ。一瞬は僕らから逃げない。


1位 『たまこラブストーリー

初恋の映画。
キスシーンすらない恋愛映画って珍しい。TVアニメの続編のはずなのにすんなり入り込める。この恋愛のうぶな感じ、きっと誰もが1度は経験しているはず。


上位3本は正直どの順番にするか凄く悩んだので、見た回数の多い順に上から並べてみた←
選外になった映画を眺めてみても良作揃い。『ダラス・バイヤーズクラブ』は主役2人の演技が凄まじかったし『ビフォア・ミッドナイト』とかビフォアシリーズ三部作の集大成って感じで良かったし、『LEGO(R)ムービー』はレゴで映画を撮った理由までしっかり示してたし、『グランド・ブダペスト・ホテル』はお洒落でワクワクしたし、通ぶって『刺さった男』とか入れてみたかった気もする…実際面白かったし。10本だけ選ぶって難しい。時間があればベスト20を作りたかった…

今年は実験とかで忙しくなりそうだし、去年ほど多くは見れなさそうだけど、まあ卒業に支障をきたさない範囲で。

欧州サッカー13-14シーズン、気になった選手たち

なんかスマホにメモ書きが残ってたので、うろ覚えな印象とか特徴とか色々書き足しつつあげときます。ちなみに今季の試合はまだ殆ど見れてません。春休みになったら一気に見る所存です。



モドリッチ(マドリー、3列目)
監督が替わったからなのか知らんけど、WOWOWのお試し視聴やCL決勝で見たモドリッチは凄まじかった。走って、奪って、出して、走って、受けて、出して、走って。美しいフォームから繰り出されるシャビ・アロンソのそれとは違う、どんな体勢でも足のどこで触れても相手の足下に収まる不思議なサイドチェンジ。

マニャネッリ(サッスオーロレジスタ)
試合を見るまでは名前も知らなかったけど、アッレグリを追い出したミラン戦で何気に輝いてたレジスタ。フィジカルコンタクトはあまり得意ではなさそうだけど、機を見たインターセプト、そこからの精確な散らしでうまくあの試合のリズムを作り上げていたと思う。

ベラルディ(サッスオーロ、右ウイング)
これは言わずもがなというか、若手の中でも指折りの知名度を誇る選手のようで。プレーを見る前はロッベンみたいな選手かと思ってたけど、ゴール前での駆け引きがめちゃくちゃ巧い。いきなりオーバーヘッドを繰り出すような閃きもある。マニャネッリ同様、ミラン戦で惚れた選手。

マイヤー(シャルケ、2列目)
ドリブルが上手いと評判の若手。見てみると、ショートレンジのパスが恐ろしく巧かった。視野が広いというのとは少し違うような、パスが正確無比というわけでもない。でも通るし、チャンスになる。ドリブルで切り込んだかと思うと、「そこ見えてたのか!」というところにパス。
たしかシャルケはドラクスラーやボアテングもトップ下で出来るはずだけど、ボアテングボランチへとコンバートされたことで出場機会を得たという話から察するに、トップ下としてのクオリティは既にドラクスラーより上か。

ララーナ(セインツ、2列目)
ドリブルが、ぬるぬるしている…!←
きっと両足ちゃんと使えてるからそう見えるんだろうな。
リバポでも輝いてくれ。

スターリング(リバポ、2列目)
12-13シーズンと比べてかなり印象が変わった選手。ちょっと前まではサイドで持っては仕掛け持っては仕掛けの突貫小僧みたいな感じだったのに、今はウイングというより2列目のプレーをしている。本人曰く、前半戦はスアレススターリッジに気を遣いすぎて自分のプレーが出来ていなかったとのこと。でも今のプレーを見る限り、その経験は決して無駄にはなってない。

チェンバース(セインツ、右SB)
ウイングじゃないのかこいつ…と思わせる仕掛けのセンス。どうやらガナに移籍したようだな。

アルコ(ハル、セカンドトップ)
プレミア序盤戦の、ハルがシティに引き分けた試合、一番輝いてたのはたぶんハドルストンかこいつのどっちか。とにかく前線から2列目にかけて幅広く動き回ってパスや周りの動き出しを引き出していた。この後長期離脱しちゃったのがかなり残念。イェラビッチやベン・アルファ、ラミレスやアベルエルナンデスが入った今季はかなり厳しいポジション争いに巻き込まれてるんだろうけど、出れないなら移籍してもいいんだからね

ギャラガー(セインツ、トップ)
途中交代で数分だけの出場だったけど、目を引く要素は十分にあった。まずあの背の高さ。どうやら193cmあるそうな。次にテクニックというかキープ力。そして足の速さもなかなか。CFではなくトップと表記したのは、長身CFにしてはやたらとサイドに開いて受けたりキープしたりというプレーが見られたから。今季はペッレという、長身FWとしてはいい見本になりそうな先輩が来たことだし、色々吸収して将来の糧にしてほしい。

ラポルト(ビルバオ、CB)
近頃はフィードがお粗末という評判を目にするけど、ミドルレンジのあの豪快な縦パスは1度見ると癖になる。まずは守備者としての評価をビルバオで確立してほしいところ。

ショー(セインツ、左SB)
デカい、速い、クロスがいい!
マンUはいい先行投資をしたんじゃないかな。移籍金高かったみたいだけど(笑)

ポグバ(ユーヴェ、インサイドハーフ)
たぶんここで挙げた中ではモドリッチに比肩する知名度であろう選手。このクオリティで21歳とはね… 豪快でスケールの大きい選手だけど、そういう選手特有の粗みたいなものがない。イブラヒモビッチが中盤をやったらこんな感じなのだろうかね。個人的にはプレミアでトゥーレ・ヤヤみたいにプレーしてほしい。モリソンといいポグバといい、手元に残しておけばよかったものを…って選手がマンUには多いね。

キシュナ(アヤックス、ウイング)
なんかもう記憶が曖昧なんだけど、たまたま見たアヤックスの試合で誰よりもいきいきしていた印象。フィッシャーの後釜が見つかってアヤックスも一安心ですな。

ガイス(マインツボランチ)
ロングレンジのパス、特にサイドチェンジがめちゃくちゃ上手い。ピルロみたいに裏を狙うパスはまだピンポイントとはいかないんだけど、出来るようになってほしいよね。なんたってその恩恵を一番受けるのは岡崎なんだから←

まだ色々リストアップしてたんですが、実はもうあんまり覚えてなかったり書くのが面倒になったりで…(
とりあえず名前だけあげときますね。

ボニ(スワンズ、CF)
ハドルストン(ハル、ボランチ)
ポスエロ(スワンズ、2列目)
ボッタ(インテル、トレクァルティスタ)
フェデ・カルタビア(バレンシア、2列目)
マヌ・トリゲロス(ビジャレアルピボーテ)
コーク(セインツ、box to box)
ラフィーニャ(セルタ、2列目)
モリソン(ハマーズ、トップ下)
レドモンド(ノリッジ、左ウイング)
サラビア(ヘタフェ、2列目)
ソクラティス(ドル、CB)
インメルス(フェイエ、トップ下)