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映画ばかり見てて学生の本分を見失いつつある大学生の雑記です。サッカーも見ます。

欧州サッカー14-15シーズン、(15年1月~シーズン終了までで)気になった選手たち

今さらながら14-15シーズンについての投稿です。今さらながら。

15-16シーズンは見る試合の本数をもう少し減らそうと思います。

映画に関しては、先月末に年間200本を突破しました。
007シリーズをあと12本見なければならないので、年間鑑賞本数はもうちょっと増えそうです。

それでは、15年1月からシーズン終了までで気になった選手たちの備忘録を。
半年以上前の試合を見ての感想ですので、現在の選手の状態と多少違ってる場合はご容赦下さい。

アルメンテロス(ヴィレムⅡ、CF)
PSV戦にてチェック。名前を聞いて「アルゼンチン人かな?」と思ったけどググってみるとどうやらスウェーデン人の模様。完璧な裏抜けを披露し仕掛けの技術もまずまずなところを見せたものの、この日は得点を奪えず。彼のプレーの質が下がると共にチームの勢いも衰えていった。90分継続して輝けるようになれば自ずと4大リーグへの道も開けてくるのでは

デパイ(PSV、左ウイング)
相手DFが出してくる足をひらりとかわすドリブルでガンガン中に切り込んでいく逆足タイプ。裏抜けや縦へ抜けてのクロスもなかなか良かったり。
ヴィレムⅡ戦では同点チャンスのPKを外すも逆転ゴールはしっかり決めた。

アルダード(PSV、アンカー&インサイドハーフ&第2ボランチ)
上記の全てのポジションを90分の中でさながら本職であるかのようにこなしつつ、プレースキッカーも務めるなど、1年目にして完全にチームの中核に。元々サイドの選手であることを考えるとものすごい戦術理解力の高さ。
ピッチを縦横無尽に駆け回りながらボールを狩り運び循環させるアクティブな仕事っぷりが目立った。
カーブのかかった正確なミドルパスにはサイドハーフ時代のクロスの名残が。

デ・ヨング(PSV、CF)
足下の技術を駆使した柔らかなポストワークとヘディングの打点の高さでいい起点になれる選手。
ブルーマやレキクからのロングフィードを難なく次々収めていたのが印象的。

デ・ブルイネ(ヴォルフス、2列目)
バイエルンの守備者4人を一気にかわしたプレーが印象的
トップ下を基本ポジションとしながら左右両サイドにボールを触りに積極的に動いていた。
単独でのドリブル突破も凄まじいが、サイドチェンジもかなり正確。

メイソン(スパーズ、ボランチ)
ノースロンドンダービーでチェック。SBの上がりを促すミドルパスは相変わらず絶妙だが、大きなサイドチェンジはなかなか味方に合わない。ボールタッチしたエリアの広さがえげつない。

アイブ(リバポ、サイドハーフ)
サウサンプトン戦、3-6-1の右サイドで出場。この試合の前半では、カウンターを恐れてか早めにボールを捌く場面が目立ったが、後半は攻め上がってスピードに乗った状態からドリブルを仕掛ける場面も。奪われても戻って上手く体を入れてボールを奪うなど、がっちりした体格を活かした守備もそこそこ出来る印象。

クリセティグ(カリアリ、3列目)
インテル戦にてチェック。低めの位置で後ろを向いてパスを受けた後、プレスをかけに来たグアリンをターンでいとも容易く躱していったプレーが印象的。

エムポク(カリアリ、2列目)
同じく対インテル戦にてチェック。柔らかく深い切り返しとタッチライン際をスルスル抜けていく予測不可能なドリブルで終始存在感を放っていた。身長175cmながら体幹は非常に強く、サイドで体を入れてきたフアンに体を入れ返して弾き飛ばした場面はスタジアムが湧いた。

マリオ・ルイ(左SB、エンポリ)
セリエAの対ミラン戦にてチェック。攻撃性能が高く、本田に至っては速さだけでかわされていた。ショート・ロング問わずパスのセンスも良く、序盤ではディエゴ・ロペスの位置取りを見てのハーフウェーラインからの超ロングシュートでゴールを脅かした。チームがウイングを置いていないことも本人の攻撃性能を存分に引き出せている一因か。23才とまだ若いのも魅力。

ヴァルディフィオーリ(レジスタエンポリ)
同じくミラン戦にてチェック。相手CBとSBの間を突くロングパスに光るものを感じさせるベテラン。3タッチ以上のプレーが殆ど無い。ダイレクトとはいえバックパスも味方の足下に収められない場面が時折見られる辺り、精度よりタイミングで勝負するタイプなのかもしれない。

ゴンサロ・ロドリゲス(CB、フィオレンティーナ)
セリエAの対ミラン戦にてチェック。ビルドアップに関しては全世界のCBの中でも髄一のクオリティーを誇るヴィオラ守備陣の要。フィードが恐ろしく正確で、70m級のロングパスをズバズバ通すだけでなく、ショートパスも左右両足を遜色なく使いこなす。CBにしてはかなり上背が低い方だが、空中戦も得意としている模様。

アイハン(CB、シャルケ)
ブンデスの対レヴァークーゼン戦にてチェック。CB、右SB、ボランチをこなすマルチロールで、この日は3バックの右CBを務めた。縦パスの精度とスピードが恐ろしく高く、将来はG・ロドリゲスのような最終ラインのレジスタになるかも。

ヴィレムス(左SB、PSV)
アヤックス戦にてチェック。18歳の若さでEURO2012に先発出場した経験のある早熟は、FKでも流れの中からのクロスでも質の高いボールを前線に供給できるクロッサーに成長。天性のスピードや小回りの利くドリブルの魅力の一つ。その能力を過信しての無理なプレーによるボールロストが減った印象。

ヒッツ (GK、アウクスブルク)
シャルケ戦にてチェック。バックパスの処理やカウンター時のロングスローが正確。特に右サイドのボバディージャへのパスはかなりの確率で通っていた印象。

マイヤー(2列目、シャルケ)
アウクスブルク戦にてチェック。ドリブルやそこからのパスには相変わらず光るものがあるが、組み立て時のダイレクトの捌きはあまり得意ではないのかも。

バデリ(ヴィオラ、アンカー)
対ユーヴェ戦にてチェック。ピサロより地味ではあるが、そのパスは正確で上背もある。サイドチェンジは低めの弾道のものをWBにピンポイントで通す。

サラー(ヴィオラ、右ウイング)
対ユーヴェ戦にてチェック。ドリブルのスピードと技巧は申し分無いものの、パス、シュートは精度、タイミング共に物足りない。シュートを打てるタイミングでパスを選択してしまうなど、状況判断にも課題を残す。

フロレンツィ(ローマ、右サイド)
ジェノア戦にてチェック。後半途中まで右SBとして攻守に走りながら、試合終了間際にはカウンターから1人で60mを駆け抜け、スライディングに来た相手DFをもろともせずニア高めをぶち抜く豪快なシュートを決める。ハーフウェー辺りから追いかけてきたティノ・コスタは途中出場だったが、それを全く追い付かせなかった速さとスタミナは特筆に値する。